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避妊の定番として用いられるトリキュラーとロエッテの働きや使い方の違い

2020年06月03日
自信を持っている女性

避妊の定番として利用されているトリキュラーとロエッテには、働きや使い方ついていくつか違いがあります。トリキュラーはヤッペ法の代用薬として利用されることがあり、ヤッペ法は卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールと、黄体ホルモンであるノルゲストレルが配合されている高用量や中用量といった経口避妊薬を利用した従来型の緊急避妊法になります。

ノルレボ錠が登場するまでヤッペ法を使った緊急避妊法が利用されていて、日本ではエチニルエストラジオールやノルゲストレル合剤の中用量ピルなどを使った緊急避妊が行われていました。低用量ピルであるトリキュラーはLNG法において使われるノルレボ錠と同じくレボノルゲストレルが主成分になっていて、ヤッペ法の代用薬として利用されています。

ヤッペ法にはいろいろなメリットがあり、値段が安いことがあげられます。LNG法の場合は1万円以上かかりますが、ヤッペ法の場合は平均3,000円で利用することができるでしょう。現在ヤッペ法を扱うクリニックが多く、扱い慣れているところが多いです。

ヤッペ法で使われる医薬品について、ノルゲストレル製剤やレボノルゲストレル製剤が主成分である中用量や低用量ピルを利用しています。基本的に中用量ピルを使いますが、低用量ピルを使うこともあるでしょう。レボノルゲストレルを含んでいるトリキュラーを使うことが多く、トリキュラーは月経周期により成分量が異なる錠剤を服用する三相性になります。緊急避妊の場合、最も成分量の多い錠剤を服用することになります。しかし服用する錠剤を飲み間違えると緊急避妊効果を得ることができないので、慎重に確認しなければいけません。

ロエッテはトリキュラーと同じ低用量ピルで、成分も同じレボノルゲストレル製剤を使用しています。トリキュラーとの違いは、錠剤のすべてが同じ成分量である1相性ということです。そのため成分量が違う薬を服用するという服用ミスがなくなるので便利です。日本ではトリキュラーが主流になっていますが、ロエッテはアメリカにおいて緊急避妊薬の代用薬で有名になっています。通常経口避妊薬に利用する低用量ピルになっていて、1箱に1錠ではなく1ヶ月毎日服用することができるよう28錠入っています。女性ホルモンが含まれているピンク薬が21錠あり、休薬期間に飲むプラセボ錠がシートに入っていて、緊急避妊で利用する場合、実薬であるピンク錠剤を利用することが可能です。

緊急避妊薬で利用する場合、妊娠するリスクのある性行為後72時間以内に実薬を服用しましょう。12時間後に同じく実薬を服用する仕組みです。ロエッテだと緊急避妊を行った後もそのまま経口避妊薬に利用することができます。

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